酸っぱいものを食べると汗をかく。
例えば、グレープフルーツを食すると、顔中汗だくになる。
ポタポタとしたたり落ちる程の汗だ。
私はこれを30代くらいまで、当たり前、普通のことだと思っていた。
「酸っぱいもの食べると汗かくよねー」
というと、キョトンとした顔をされる。
それでも私はずっと、辛いもの食べても汗かかない人はいるし、酸っぱいもの食べて汗かかない人もなかにはいるだろう。汗をかくほうが一般的だ。と思っていた。ずっと。
しかしさすがに、何年間も誰ひとりとして賛同してくれる人がいないとなると、あれ?もしかして自分の方が変?と思うようにはなった。
そしてこの記事を書くにあたりちょっと調べてみたのである。インターネットは便利よね。
どうやらこれは味覚性発汗といって、酸っぱいもので汗をかくというのも、そんな凄い珍しい現象とかではないようだ。
……なんだ、自分だけの特殊能力かと思っていたのに!!
汗をかく能力なんていらんけどな
これって自分だけ?
って思っていても
調べるとけっこう同じ人がたくさんいたりするのである。
結局自分は特別じゃないと知り、人は大人になっていくのである。